5代目彫刻士小林稔明による修業印鑑、「新しい字体に挑戦してみました」

＜字入れ＞

行書体といいますか草書体といいますか、明らかに今までの修業印鑑で練習していた篆書体とは違った字入れをしてみました。
また、これまではずっと角印ばかりをつかって練習していたのですが、今回からは丸い印材を使っての彫刻練習となりました。

＜彫刻＞

実際に印鑑を彫刻してみた感想としましては、やはりこれまでの直線ばかりの修業印鑑とは違い、円にそって彫刻することの難しさや、字のはねの部分を表現することの難しさを実感しました。





＜出来上がり＞

出来上がったものを専用の紙に押してコンピュータに取り込んでみました。
簡単な修正は加えているものの、数か月前の修業印鑑と比べると少しずつ印鑑らしくなってきているような気がしています。





＜今後の目標＞

印鑑彫刻における今後の目標としましては、さらに多くの字体に挑戦していくことと、一定の字の太さをたもって彫刻できるようになることを心掛けたいと思っております。また、完全手掘りの実印が彫れる彫刻士になるため、技能試験にも挑戦していきたいです。








＜4代目彫刻士である小林照明による小林大伸堂の開運印鑑のご紹介＞