さっそくですがみなさん、
「重要な書類や履歴書に押した印鑑がかすれて綺麗に押せなかった」
という経験はありませんか?
私も就職活動の時に頑張って書いたエントリーシートの
最後に押した印鑑がかすれてしまい、徹夜でエントリーシートを書き直した苦い経験があります。
重要な書類や契約時に限って、緊張して力みすぎたりして印鑑を綺麗に押せないものですよね。
実は印鑑がかすれて綺麗に押すことができないことには原因があり、
その原因はちょっとした3つのポイントで改善することができまです。
まずは、3つのポイントをを通して説明した簡単な動画をご覧ください。
1. なつ印する紙の下に、捺印マットを敷く
奇麗な印鑑の押し方のコツ、3つ目は、なつ印する紙の下に、捺印マットなど、
を敷くことです。なければ厚めのノートでも結構です。
写真は僕が使っているゴム板です。師匠に教えてもらいコメリの日曜大工コーナーで
購入いたしました。捺印マットがないときは、ノートを敷いておすこともあります。
何も敷かずに押すのと比べれば、何かクッションになるものを敷いた時の方が
より奇麗に印鑑を押すことができます。
2.朱肉のつけ具合 ←ここが重要
3代目彫刻士のじいちゃんに印鑑がうまく押せない、と相談したところ
まずはじめに言われたのが、「印面に朱肉がのっていない」ということでした。
昔の人は、時間もあったということもあって指で印鑑に朱肉をつけていたそうです。
今はほとんどがスポンジの朱肉で、わざわざ指をよごすことはなくなったのですが、
いざ言われた通りやってみると、それだけであきらかに印鑑が奇麗におせました。
※注意点は、朱肉をつけすぎないことです。
しっかりと朱肉をつけようとするあまり、ついつい力がはいってしまいがちなのですが、
朱肉をつけすぎると、朱肉の油分が浮き出てしまったり、朱肉が詰まってしまうことが
あるので、朱肉のつけすぎには注意してください。
正しい朱肉のつけ方の動画をご用意しましたので、参考にしてみてください。
※正しい朱肉の付け方を説明した動画です↑↑
3. 両手でしっかりとかまえ、重心を移動しながら押す
奇麗な印鑑を押すためには、やはり両手で押したときが一番よかったです。
重心を保ちながら、「の」の字を描くように押すと奇麗に押すことができます。
人それぞれ癖があったりして、どちらかに偏ってしまいがちなのですが、
自分の癖をしっかり理解し、そこに力を込めて押すと改善できると思います。
あとは心を整えて、奇麗な印鑑を押すイメージを思い浮かべながら押します。
とはいえ、私の拙い文章だけでは少し分かりづらい部分があると思いますので、
印鑑の押し方を説明した動画をごらんください。
※印鑑の押し方を説明した動画です↑↑
<奇麗な印鑑の押し方のコツを練習して押してみました>
印鑑修行で手彫り彫刻した「社団法人」の印鑑です。
<印鑑を綺麗に押す3ポイント>
1. 朱肉のつけ具合
2. 両手でしっかりとかまえ、重心を移動しながら押す
3. なつ印する紙の下に、捺印マットを敷く
以上、奇麗な印鑑の押し方のコツ3点に注意して押すと
奇麗に押すことができました。
実はこの他にも、朱肉にもこだわりをもっているのですが、
良い朱肉に関しては、次回ご説明させて頂きます。
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