「目線を変えて視野を広げると新しい世界が見えてくる」

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みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

今回のタイトルである「目線を変えて視野を広げると新しい世界が見えてくる」

これって当たり前のことのうようで、本当はものすごく大切なことなのではないかと、僕はそう思います。





人は誰もが辛いことや行き詰った時に、ついつい周りのことが見えなくなってしまい、

「悩んでいるのは自分一人だ」 

なんてことを思ってしまいがちです。



コンピュータのキーボードをうつように、自身の感情のコントロールを自在に操ることができたなら、

どんなにか気楽な人生をおくることができるでしょうか(笑)。



とはいえ、どんな人でも揺れ動く感情の変化や迷いと向き合いながら生きていかなければならないのです。

時にはどうしようもない悲しみに傷つくこともあるでしょう。

でもそれは決して自分の人生の一部にとって悪いことではありません。

人は傷ついた分だけ多くの試練に挑戦することができ、

より多くの試練や修羅場を乗り越えることで強くなれるのです。

そうやって何度も傷つきながら強くなった人は、

本当の意味で人にやさしくできるのです。人の痛みに気付くことができるのです。




僕が作詞家として尊敬する桜井和寿さんの歌詞にこんなワンフレーズがあります。



「傷つけあうためじゃなく 僕らは出会ったって言い切れるかな?

今わかる答えはただ一つ、たった一つ I love you」



ね、ものすごく極端でしょ(笑)

ものすごく大きな議題をぶつけておきながら、今言える答えはひとつ I love you ですって。

この歌詞を見て、人間ってものすごい複雑のようにみえて実はめちゃくちゃ単純だったりするんじゃないか!

そう思えたのです。


人間ってコンピュータのように複雑な機能をワンタッチで操作できるほど都合よくはできていないけど、

逆に言えば、何かしらのパーツが欠けたりしただけでフリーズしてしまうコンピュータとは違って


どれだけ大切にしていたいたピースがなくなってしまっても、

失ったカタチに合う新しいピースをただ必死になって探して動き回る。



そういった意味で人間ってめちゃくちゃ単純な生き物なんだなって僕は思うんです。



迷ったり悲しんだり、どうしようもなく途方に暮れそうになったときは、

とにかく深いことは何も考えずに、ちょっとだけ視線を上にあげてみてください。

そこで見上げた広い空に、「自分の悩みがちっぽけだったな」って思えるはずです。




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