宝石印鑑のローズストーンは、お客様の喜びをデザインすることがモットーです。

小林稔明 「職人を生きる」


みなさんこんにちは。ローズストーンのジュエリーコーディネーターであり、5代目印鑑彫刻士の小林稔明です。

今回は、ローズストーンをあらゆる角度から支えてくれているスタッフたちの紹介と、僕のジュエリーコーディネーターとしての
宝石印鑑に対するこだわりをお伝えしたいと思っております。
まずは、ローズストーンが誇る素晴らしきスタッフたちのご紹介です。http://tosiaki.net/kobayashi/cat/houseki-inkan/another-story.html



<小林稔明の経歴>

京都市内の大学を卒業後、大阪の御堂筋に店をかまえる老舗宝飾店「芝翫香(しかんこう)」で約2年間勤務。
主にブライダルコーナーを担当しながら、ジュエリーコーディネーターの資格を取得しました。

現在は株式会社小林大伸堂(創業119年)で勤務しつつ、毎週、石川県金沢市にある老舗印章店にて、小林大伸堂の4代目彫刻士である父(小林照明)と同じ師匠のもと印鑑彫刻の修業をおこなっています。

その一方で、ネットショップの勉強会にも頻繁に参加し、宝石印鑑の正規サイトである「ローズストーン」の北陸3県におけるネットショップコンテスト2012年グランプリ受賞を体験しました。



<老舗宝飾店勤務の経験を活かして>

「販売において一番大切なことはウソをつかないことだ」

これは、わたくしが新入社員のころによく上司に言われた言葉です。

当時のわたくしは、いざお客様を目の前にすると、緊張して頭が真っ白になってしまうことがよくありました。
そんなときに上司からよく、「もっとシンプルに考えろ。相手の気持ちになって嬉しいと思うことをすればええねん。」というアドバイスを頂いていました。

その時は本当の意味でそのシンプルという言葉の意味を理解することができなかったのですが、今になってようやくその本当の意味に気付くことができました。





宝石印鑑のローズストーンは、お客様の喜びをデザインすることがモットーです



~印鑑というモノではなく、お客様が宝石印鑑を選ぶシーンから、
包装をあける瞬間のワクワク、押すたびに思い出す喜びの瞬間までをデザインする~




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これがジュエリーコーディネーターとしての宝石印鑑ローズストーンに対してのこだわりであり、ローズトーンのこだわりです。

こういう言い方をするとかなり大げさなことをいっているように聞こえるかもしれませんが、実際にはローズストーンスタッフ一人ひとりが行っているほんの小さな「こだわりのカケラ」が重なった結果なのです。
ローズストーンには、あらゆる分野のプロフェッショナルがいて、それぞれが販売から製造、包装や発送からアフターにいたるまで、こだわりをもって、日々お客様の喜びをデザインしています。
その小さくも大きな「こだわりのカケラ」がひとつでも欠けてしまうと、お客様が宝石印鑑を選ぶシーンから、包装をあける瞬間のワクワク、押すたびに思い出す喜びの瞬間までをデザインすることはできないのです。


そんなスタッフに支えられながらわたくしが欠かさずに実行していることのひとつに、芝翫香時代からの相棒であるニコンのルーペで、彫り終えた宝石印鑑の印面を細部まで確認することがあります。
特に、天然の宝石印鑑の場合、彫刻前は問題なくても、結晶構造によって彫刻後に、微妙に欠けてしまったりすることがあるのです。
印鑑にしても宝石にしても、お客様にとって表面の明らかな欠けやキズは致命傷なはずです。
そのため、わたくしはジュエリーコーディネーターとして宝石の特徴を理解しつつ、できるだけベストな印面の宝石印鑑をお客様のもとに届けられるよう、責任をもって宝石印鑑の仕上がりを確認しております。
これがわたくしのこだわりであり、ローズストーンのカケラの一部でもあります。



今思えば、当時の心ある上司のありがたい助言が、今の僕のこだわりにもつながっているような気がしています。

この場をおかりして、「ありがとうございました。」


                                                            小林 稔明









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