2012年5月アーカイブ

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<ミントとの出会い>
僕たちがミントと出会ったのは、僕がまだ小学生のときでした。
そのころはまだ、今のローズストーンはなく、以前のお店で従来通りのどこにでもあるような老舗の印鑑屋でした。
そこに迷い込んできたのが、まだ生まれたてのミントで、何の躊躇もなく家族の一員となりました。

<ミントとともにローズストーンは成長しました>
ミントの性格は何と言っても「ツンデれ」です(笑)。
一見、気品高くプライドが高そうに見えるのですが、実はとてもさみしがり屋で甘えるのが苦手な気ままな猫ちゃんです。
しかしながら、そんなミントちゃんがいたからこそ、ローズストーンにとっては最高の招き猫となり、お客様にはしっかりとなつき(笑)、ローズストーンの成長に合わせて一緒に育ってきたのです。

<4代目彫刻士、小林照明のパートナー>
ローズストーンファミリーの中で最も長い間ミントと過ごす時間が長いのが、小林大伸堂の社長であり、4代目彫刻士である小林照明です。
朝は、社長からご飯をもらい、トイレットをお掃除してもらい、寂しくなったときは甘えるのです。

そんなミントちゃんの日常のワンシーン写真集です(笑)。
どうぞご覧くださいませ。








創業119年、今なお受け継ぐ印鑑の技 メインビジュアル

印鑑・ゴム印の作成4代目彫刻士小林照明によって丁寧に仕上げられます。
本店創業119年の伝統から受け継がれた技術と信用のある当店にて是非お買い求め下さい。
お陰様で、インターネット販売11周年を迎えました。2万人の方に開運をお届けしました。

この度は東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
被災地が一日も早く復興しますようお祈り申し上げます。

全国の皆様に希望・夢・幸あれと願いを込めてご印鑑をお届けいたしております。
手続きの関係上で急ぎ印鑑をお求めの場合はお申し出ください。
できる限り最優先にて対応させていただきます。

なお、地震の影響で関東、東北、北海道地方の輸送が従来より滞っております。
発送につきましては配送会社と相談の上、営業所留めなどの対応も可能です。
お気軽にご相談下さいますようお願いいたします。


小林稔明


みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

職人を生きると決めてからはや、7ヶ月がたとうとしています。
しかもその7ヶ月は、僕が生きてきた25年間の中で最もはやく、そして最も密度のこい7ヶ月でした。
宝石印鑑のローズストーンという新しいブランドがありながら、それでも僕は印鑑というものを基礎中の基礎から教えて頂くことができる現状に、今はただただ感謝しております。

そして先日、はじめて修行印鑑ではなく、お客様の印鑑を彫らせて頂くことができました。
もちろん、機械をいっさい使わない完全手彫りの印鑑です。
最初にこの話を聞いた時は、半信半疑のところもあったのですが、もしかしたら本当に?
という想いで、一刀入魂で印鑑を手彫りしました。

出来上がった印鑑を父に見せると、何も言わずに仕上げ刀をとりだし、
雑が残っている部分に手を加え、「これでいくぞ」と言われました。

事実、未だに緊張しているのですが、
何せ僕の職人人生における大きな一歩として、この気持ちは永遠に持ち続けたい、
いや持ち続けなければならないと心に誓いました。

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みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

今回は、僕が自主制作している写真・詩集をちょっとだけご紹介させて頂きたいと思います。


写真・詩集をつくろうとおもったきっかけは、18歳の夏に手にした一眼レフカメラとの出会いでした。


そこに、以前からバンド活動において作詞を担当していたということもあり、

自分の目で見て感じた感情を、それ以上のカタチで表現するにはどうしたらよいだろうか?

そんなことを試行錯誤したうえでひねり出した答えが、写真と言葉の融合である写真・詩集でした。


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みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

先日、京都のとあるライブハウスにて、兄弟での共演をはたしてきました。


僕がギターをはじめたのが中学2年生の頃で、弟はその数年後にドラムをはじめました。

ところが、兄弟とはいえ音楽の趣味が全く違っていて、一緒にライブにでたり同じバンドでセッションする機会はほとんどありませんでした。


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今回の共演がかなったきっかけは、父の大学時代の同窓会ライブに呼んで頂いたことでした。

父も同じくバンドマンで、学生の頃からベースをはじめ、今もなおバンドを組んでベースを弾いています。


そんなこんなで、家族そろって同じライブに出演することができたのですが、

これからもこんな感じでたまに家族がそろってひとつの音楽を奏でることができたらいいな、と思える一日でした。

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みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

東京出張二日目

僕の目で見て感じた東京。それは卓越した技術と創造力でロマンチックに彩られた世界でした。

間違いなく、今後の僕が目指すべき場所であり、自分を変えられる場所であると感じています。




 

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みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

今日から2日間、RoseStone のプレゼンと東京視察をかねて、東京の街を練り歩いています。

まず最初に、渋谷にあるHIKARIEというショッピングモールに行ってきました。
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みなさんこんにちは。5代目彫刻士の小林稔明です。

今回のタイトルである「目線を変えて視野を広げると新しい世界が見えてくる」

これって当たり前のことのうようで、本当はものすごく大切なことなのではないかと、僕はそう思います。





岡太神社 小林勝三

岡太神社の語り手、小林勝三

花筐公園の忠魂碑から岩清水にかけて、ホタルブクロ(やや終わりに近いですが)咲いています。

今はトラノオ、額アジサイがとても奇麗です。


忠魂碑を通って岩清水に行くと、大正14年に粟田部で一番大きな天台宗の粟生寺さんにあった
33体の観音様が安置されています。
よろしければ道案内します。
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僕が小林大伸堂の歴史を受け継ぐと決めて、福井に帰ってきてからはや半年が過ぎました。

それはもう、あっ!という間のスピードで、自分自身でもついていくだけで精いっぱいの日々の連続でした。



その中で築いた人間関係は僕にとって何物にも代えがたい宝物で、感謝の気持ちでいっぱいです。






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ゴールデンウィーク中に、とてもハッピーな出来事がありました。

高校時代からの友人が、7月の結婚に合わせて彼女と一緒にローズストーンに印鑑を買いに来てくれたのです♪

彼とは、高校の入学式当日の席が前後だったことから自然と仲良くなり、その後も同じ先生のもとでエレキギターを学んでは教科

書とは無関係な曲ばかりをつくっては、先生を困らせた仲です(笑)。



特に心に残っている思い出は、高校2年生の終わりに経験したオーストラリアでの語学留学のときのことです。
ホームステイ先こそ皆ばらばらだったものの、語学勉強のスクールは同じ場所で同じカテゴリーだったので、よく将来の夢なんかを語り合っていました。

その時は、「20歳になったらバーに行ってお酒を飲みかわそう」とか「大学生になったら〇〇したいな」とか
誰もが経験するような青春の話題を永遠に語りつくしたのですが、



「結婚」

 

当時の僕らにこの言葉はまったくでてこなかったんですよ(笑)。

そんな僕らももういい年頃になり、まわりでは結婚して家族を築いていく同年代の友人たちがいたりと・・・

つくづく大人になったな~と実感する今日この頃です(笑)。


それはそうと、「結婚おめでとう。これから幸せな家庭を築いていってください。」


 
小林稔明 「職人を生きる」


みなさんこんにちは。ローズストーンのジュエリーコーディネーターであり、5代目印鑑彫刻士の小林稔明です。

今回は、ローズストーンをあらゆる角度から支えてくれているスタッフたちの紹介と、僕のジュエリーコーディネーターとしての
宝石印鑑に対するこだわりをお伝えしたいと思っております。
まずは、ローズストーンが誇る素晴らしきスタッフたちのご紹介です。http://tosiaki.net/kobayashi/cat/houseki-inkan/another-story.html



<小林稔明の経歴>

京都市内の大学を卒業後、大阪の御堂筋に店をかまえる老舗宝飾店「芝翫香(しかんこう)」で約2年間勤務。
主にブライダルコーナーを担当しながら、ジュエリーコーディネーターの資格を取得しました。

現在は株式会社小林大伸堂(創業119年)で勤務しつつ、毎週、石川県金沢市にある老舗印章店にて、小林大伸堂の4代目彫刻士である父(小林照明)と同じ師匠のもと印鑑彫刻の修業をおこなっています。

その一方で、ネットショップの勉強会にも頻繁に参加し、宝石印鑑の正規サイトである「ローズストーン」の北陸3県におけるネットショップコンテスト2012年グランプリ受賞を体験しました。



<老舗宝飾店勤務の経験を活かして>

「販売において一番大切なことはウソをつかないことだ」

これは、わたくしが新入社員のころによく上司に言われた言葉です。

当時のわたくしは、いざお客様を目の前にすると、緊張して頭が真っ白になってしまうことがよくありました。
そんなときに上司からよく、「もっとシンプルに考えろ。相手の気持ちになって嬉しいと思うことをすればええねん。」というアドバイスを頂いていました。

その時は本当の意味でそのシンプルという言葉の意味を理解することができなかったのですが、今になってようやくその本当の意味に気付くことができました。





宝石印鑑のローズストーンは、お客様の喜びをデザインすることがモットーです



~印鑑というモノではなく、お客様が宝石印鑑を選ぶシーンから、
包装をあける瞬間のワクワク、押すたびに思い出す喜びの瞬間までをデザインする~




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これがジュエリーコーディネーターとしての宝石印鑑ローズストーンに対してのこだわりであり、ローズトーンのこだわりです。

こういう言い方をするとかなり大げさなことをいっているように聞こえるかもしれませんが、実際にはローズストーンスタッフ一人ひとりが行っているほんの小さな「こだわりのカケラ」が重なった結果なのです。
ローズストーンには、あらゆる分野のプロフェッショナルがいて、それぞれが販売から製造、包装や発送からアフターにいたるまで、こだわりをもって、日々お客様の喜びをデザインしています。
その小さくも大きな「こだわりのカケラ」がひとつでも欠けてしまうと、お客様が宝石印鑑を選ぶシーンから、包装をあける瞬間のワクワク、押すたびに思い出す喜びの瞬間までをデザインすることはできないのです。


そんなスタッフに支えられながらわたくしが欠かさずに実行していることのひとつに、芝翫香時代からの相棒であるニコンのルーペで、彫り終えた宝石印鑑の印面を細部まで確認することがあります。
特に、天然の宝石印鑑の場合、彫刻前は問題なくても、結晶構造によって彫刻後に、微妙に欠けてしまったりすることがあるのです。
印鑑にしても宝石にしても、お客様にとって表面の明らかな欠けやキズは致命傷なはずです。
そのため、わたくしはジュエリーコーディネーターとして宝石の特徴を理解しつつ、できるだけベストな印面の宝石印鑑をお客様のもとに届けられるよう、責任をもって宝石印鑑の仕上がりを確認しております。
これがわたくしのこだわりであり、ローズストーンのカケラの一部でもあります。



今思えば、当時の心ある上司のありがたい助言が、今の僕のこだわりにもつながっているような気がしています。

この場をおかりして、「ありがとうございました。」


                                                            小林 稔明