福井県の見習い職人がつくる手掘りの蔵書印鑑。ラフスケッチから蔵書印鑑が出来上がるまで。

北陸3県 ローズストーン見学-1-3.jpg


みなさんこんにちは。5代目彫刻士を目指して印鑑修業中の小林稔明です。

今回は、蔵書印鑑ができるまでをご紹介したいと思います。
所有者や所蔵者が本や書画に捺して所有・所蔵を宣言するための印鑑のことです。





職人を生きる




修業先の師匠に書いていただいたデザインをもとに、蔵書印のラフスケッチをかいていきます。







職人を生きる




全体のバランスを考えることが最も重要で難しいポイントでもあります。
この時点で、逆字に書いていきます。



北陸3県 ローズストーン見学-1-3.jpg




まずは、鉛筆で下書きをします。

その後、筆を使って慎重に文字を書いていきます。




職人を生きる




荒彫り段階です。

小刀を使って彫刻していきます。この段階では一切仕上げ刀を使用していません。






仕上げ段階です。

仕上げ刀を使って仕上げをしていきます。




印鑑の修業をはじめてすでに半年以上の月日が経過し、
ようやく四文字の印鑑を彫ることができるようになりました。

とはいえ、丸一日かけてなんとかそれらしい蔵書印鑑が出来上がった!という段階です。

ちなみに、この「髙嶋蔵書」の印鑑は、東京で作家を目指して頑張っている友人に
捧ぐために彫刻したもので、未熟ながら精一杯つくりました。




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宝石印鑑 RoseStone

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このページは、小林稔明のメインページはこちらが2012年7月14日 18:06に書いたブログ記事です。

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